2018年10月23日

防災訓練に参加しました。

 先日の日曜日、ゆめ工房の加盟している町会の防災訓練に参加しました。
今回はペット連れの避難というのが一つの目玉でした。
結果的には2匹のワンちゃんと、猫ちゃんが1匹という参加。
どの子もおとなしく、いい子でした。
町会長さん曰く、むしろ吠える犬の方が課題が見つかってよいのだそうです。
とはいえ、飼い主の方も手を焼く子たちでは訓練への参加を遠慮されたのでしょう。
ワンちゃんの周りに人が集まり、ワンちゃんを介して人々が笑顔になり、
面識のない人同士が会話を交わしていました。人の赤ちゃんだけでなく、
動物にも人を緩やかに結びつける力があるのですね。
そんなことを実感しました。
さて、今回のメインはNPO法人VCASさんによる「サラダ油ランプ」作りの
ワークショップです。
材料は、ティッシュペーパー、つまようじ、サラダ油、アルミホイル、空き缶です。
どれも家にあるものばかりです。
ティッシュペーパーを火芯にし、アルミホイルで固定し、油を少しずつ吸い上げて
火を灯すという仕組みです。
空き缶に2センチの廃油を注ぎ火を点けると、2時間ほど燃え続けるそうです。
このランプは阪神淡路大震災を機に普及していったそうで、
今では東京都の防災ブックにも作り方が掲載されているそうです。
帰宅後に確認すると、210ページに若干アレンジをされて「簡易コンロ」の名前で
紹介されていました。
実際に、作ってみると、なかなか理にかなった形状です。
消火したいときは油の中に芯を沈めればよく、再び点けたいときは着火マンで火を
近づければすぐに点火しました。
紙の芯は線香花火のように燃え尽きてしまうかと危惧しましたが、
アルミホイルから2ミリほど頭を出している状態なので、それ以上燃え広がらない
仕組みだそうです。
3、4人のグループに分かれて、みんなで「あーでもない」「こーでもない」と
いろいろ試しながらこのランプの実用性を体感しました。
ワークショップの形をとったことで、顔見知りでない住民の方とも打ち解けることが
できました。
「あぁ、ゆめ工房さんなのね」と「知り合いが通っているわよ」など、
声をかけてくださる方もいて、心強かったです。

 訓練のよさは、知らない人同士が顔見知りになることなのかもしれません。
昨年、今年と、町会の総会に参加していますが、住民のみなさんとお近づきになれるのは、
防災訓練なのかもしれません。





posted by machidayumekoubou at 21:15| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

はじめまして、小さな巨人

 5月から職員が一人、産休に入りました。
赤ちゃんを無事に出産し、今は育休中です。
休んでいるとはいえ、利用者さんから彼女の名前が日常的にあがっています。
姿はなくても、一緒に過ごした日々が印象に残っているのでしょう。
来春に復帰する予定ですが、それまでの半年間、定期的に彼女のブログをお届けします。



 私事になりますが、6月末に男の子を出産しました。
住み慣れた家に赤ちゃんを迎え入れ、1ヶ月…3ヶ月…無事に100日を迎えることができました。
寝顔を見ながら今までを振り返ると、早いようで長く感じました。
この家にやってきた時は本当に何がなんだかわからず、一緒に泣いたこともありました。
赤ちゃんの唯一の伝える手段である泣くことも、外の人からみて自分が虐待しているのではないか…と、
泣くたびにヒヤヒヤしてあやして、泣き顔が恐怖になったこともありました。
その時の私からしてみて、息子が何も伝わらない宇宙人にしか見えなかったんだと思います。
今では息子が泣くと、笑える余裕が出てきました。しっかり息子に鍛えてもらっています。
今になって思うことがあります。
私の短所である、他人の目を気にするところ、待てないところ、
この子は産まれながらに鍛えてくれているのだと思いました。
そう思うと、赤ちゃんは母親の写し鏡のようだと思います。小さな小さな宇宙人。
人の人生の中でほんの少しの瞬間。その時間を一緒に過ごせることは、
母にとって何よりの幸せであるのだと感じました。
これからも仕事に復帰するまでは、育児に奮闘する毎日ですが、一日一日を大切にしていきたいと思います。


                                         職員J


posted by machidayumekoubou at 09:12| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月01日

台風一過

 台風24号が過ぎ去った今朝は、ゆめ工房の近所の電柱が折れたり、信号機が止まったり、
横浜線が遅滞したりと様々な影響がありました。
今朝は町田市の障がい福祉課から被害状況についての確認電話もありました。
影響はありましたが、それによる欠勤はなく、みんないつも通り通ってきていました。
 さて、昨日でアイス工房ラッテさんが閉店となりました。
この1ヶ月ほど、平日も常に車の列ができ、閉店を惜しむお客さんの車が途切れることはありませんでした。
ゆめ工房のケーキには、ラッテさんの牛乳(みるく工房ピュア)を使用しているのですが、
この期間は車で行くと渋滞で時間がかかってしまうため、自転車で買いに行っていました。

 最終日の日曜日、ラッテのアイスを食べ納めようと車で店に向かったところ、車が長蛇の列でした。
真米トンネル方面まで連なった車両を数えると50台を超えていました。
家政大方面の車両も20台を軽く超え、台風が近づいている中、傘を差した人の列が長く連なっているもの
見えました。実は土曜日の夕方にも来店を試みたのですが、同じような状況で諦め帰路についたのです。
ラッテさんといえば、相原で一番有名なジェラート屋さんです。
遠方のナンバープレートを付けた車を見かけるたびに、こんな辺境でも美味しいものがあれば
お客さんはきてくれるのだなと、なんだか励まされたのを覚えています。
こんなに多くのお客様に支持された店が閉店するのは残念です。
再開をひそかに願っています。

posted by machidayumekoubou at 22:10| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月24日

表現者たち

 今年度から利用者さんたちが描いた絵をギャラリーに飾るようになりました
描く対象は人によって様々です。
今回はその中から4人の方をご紹介します。

 ユミさんは「女の子シリーズ」。
ツインテールだったり、ポニーテールだったり、お団子だったりと
髪型に強い関心をもつ彼女らしい女の子が画面いっぱいに描かれています。
そして、色彩。
力強いタッチで塗られていく女の子の上着とスカートと靴の色のコントラスト。
ポップなカラーリングは、時に北欧チックで惚れ惚れします。

 コウさんは駅やエレベーターなどの「構造物」。
毎回細かいディテールまで迷いなく描いていきます。
個人的にはコウさんの引く「横線」が好きです。
鋭いシャープな線というよりは、ほのぼのと温かみのある線を引きます。
一枚の絵の中にコウさんの世界観が垣間見えます。
写真ではおそらく全く興味のわかない対象物ですが、
コウさんのサインペンの黒一色の対象物には毎回引き込まれてしまいます。

 カヤさんは絵だけでなく、字にも魅力が詰まっています。
色白で線の細い繊細な印象のカヤさんですが、字は大きく伸び伸びとしていて、
どこかユーモラスです。絵よりも字に関心が強く、歯磨き粉の商品名や
車のメーカー名、数字などを繰り返し描いています。
絵に関しては、描くことよりも色を塗ることが好きなのか、
「かいてください」と人の顔などの輪郭をせがまれます。
枠がないときにはクーピーを使って、次々と色をボーダー状に塗ってゆきます。
さながら色の鍵盤のようなものができあがります。

 クーさんは絵を描くことよりも、本当は話を聞いてほしい人です。
毎回描くものは違います。今一番話したいことを絵にしていきます。
ある時は、お見舞いに行ったおばあさんの絵。
ある時は、夢中になっているゲームの主人公。
お母さんの運転する車を描くときもあります。
一生懸命、話をしながら描くので、ペンが止まってしまい、
紙にペンのシミが大きくつくときもあります。
色を塗ることにもさして興味がなさそうです。
すすめられるままに色をのせていきますが
それよりも話したいことがあふれだします。
むしろ字を書いているときのほうが真剣なまなざしです。
字を形でとらえているクーさん。
一般的な書き順ではありませんが、彼の思考をのぞいているようで、
その独特な文字の完成の手順に毎回、感心してしまいます。

 このように色々な作風があり、毎回描いている様子に引き込まれます。
3人に共通して言えることは、他人の評価を気にしていないということです。
純粋に、描きたいものを描いているため、描いている姿が「絵」になっていることです。
なので、彼らの創作風景を写真に収めるのがこちらの楽しみになっています。
カヤさんのリラックスして緩む口元。
無言で一気に描くコウさんのまなざし。
絶え間ない独り言と共にじりじりとペンを進めるクーさんの力んだ肩のライン。
作品名を描き終わった後の誇らしげなユミさんの笑顔。
フェイスブックで随時紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。








posted by machidayumekoubou at 11:55| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月22日

八木重吉さん

 八木重吉さんは、大戸(町田市相原町)生まれの詩人です。
今回、縁あって八木さんの詩をゆめ工房の商品に使わせていただけることになりました。
さっそく、焼き菓子のギフト名を詩のタイトルに変更中です。
堺市民センターの図書館で八木さんの関連書籍を何冊も借りてきて、
職員からタイトルを募りました。
心に響く作品は何遍もありましたが、今回はタイトルが漢字一文字のもので統一しました。
ギフト中に詩のカードを入れる予定です。
詩には利用者さんの絵を添えます。
また、「相原ふれあいフェスティバル」での販売用に、スライスケーキの詰め合わせを
企画中です。
こちらは「素朴な琴」という商品名でミニギフトを準備しています。
八木さんの詩はどれも平易でシンプル、かつ短いです。
ほんの数行の作品の中に読み手によって様々な意味をなす深い世界が広がっています。
そんな八木さんの作品の魅力を、ゆめ工房の焼き菓子と共にお届けできたら幸いです。

では、八木さんをまだ知らない人のために・・・。

「ねがい」    八木重吉
 
人と人とのあいだを 
美しくみよう
わたしと人とのあいだを
うつくしくみよう
つかれてはならない

posted by machidayumekoubou at 00:43| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする