2018年09月24日

表現者たち

 今年度から利用者さんたちが描いた絵をギャラリーに飾るようになりました
描く対象は人によって様々です。
今回はその中から4人の方をご紹介します。

 ユミさんは「女の子シリーズ」。
ツインテールだったり、ポニーテールだったり、お団子だったりと
髪型に強い関心をもつ彼女らしい女の子が画面いっぱいに描かれています。
そして、色彩。
力強いタッチで塗られていく女の子の上着とスカートと靴の色のコントラスト。
ポップなカラーリングは、時に北欧チックで惚れ惚れします。

 コウさんは駅やエレベーターなどの「構造物」。
毎回細かいディテールまで迷いなく描いていきます。
個人的にはコウさんの引く「横線」が好きです。
鋭いシャープな線というよりは、ほのぼのと温かみのある線を引きます。
一枚の絵の中にコウさんの世界観が垣間見えます。
写真ではおそらく全く興味のわかない対象物ですが、
コウさんのサインペンの黒一色の対象物には毎回引き込まれてしまいます。

 カヤさんは絵だけでなく、字にも魅力が詰まっています。
色白で線の細い繊細な印象のカヤさんですが、字は大きく伸び伸びとしていて、
どこかユーモラスです。絵よりも字に関心が強く、歯磨き粉の商品名や
車のメーカー名、数字などを繰り返し描いています。
絵に関しては、描くことよりも色を塗ることが好きなのか、
「かいてください」と人の顔などの輪郭をせがまれます。
枠がないときにはクーピーを使って、次々と色をボーダー状に塗ってゆきます。
さながら色の鍵盤のようなものができあがります。

 クーさんは絵を描くことよりも、本当は話を聞いてほしい人です。
毎回描くものは違います。今一番話したいことを絵にしていきます。
ある時は、お見舞いに行ったおばあさんの絵。
ある時は、夢中になっているゲームの主人公。
お母さんの運転する車を描くときもあります。
一生懸命、話をしながら描くので、ペンが止まってしまい、
紙にペンのシミが大きくつくときもあります。
色を塗ることにもさして興味がなさそうです。
すすめられるままに色をのせていきますが
それよりも話したいことがあふれだします。
むしろ字を書いているときのほうが真剣なまなざしです。
字を形でとらえているクーさん。
一般的な書き順ではありませんが、彼の思考をのぞいているようで、
その独特な文字の完成の手順に毎回、感心してしまいます。

 このように色々な作風があり、毎回描いている様子に引き込まれます。
3人に共通して言えることは、他人の評価を気にしていないということです。
純粋に、描きたいものを描いているため、描いている姿が「絵」になっていることです。
なので、彼らの創作風景を写真に収めるのがこちらの楽しみになっています。
カヤさんのリラックスして緩む口元。
無言で一気に描くコウさんのまなざし。
絶え間ない独り言と共にじりじりとペンを進めるクーさんの力んだ肩のライン。
作品名を描き終わった後の誇らしげなユミさんの笑顔。
フェイスブックで随時紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。








posted by machidayumekoubou at 11:55| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月22日

八木重吉さん

 八木重吉さんは、大戸(町田市相原町)生まれの詩人です。
今回、縁あって八木さんの詩をゆめ工房の商品に使わせていただけることになりました。
さっそく、焼き菓子のギフト名を詩のタイトルに変更中です。
堺市民センターの図書館で八木さんの関連書籍を何冊も借りてきて、
職員からタイトルを募りました。
心に響く作品は何遍もありましたが、今回はタイトルが漢字一文字のもので統一しました。
ギフト中に詩のカードを入れる予定です。
詩には利用者さんの絵を添えます。
また、「相原ふれあいフェスティバル」での販売用に、スライスケーキの詰め合わせを
企画中です。
こちらは「素朴な琴」という商品名でミニギフトを準備しています。
八木さんの詩はどれも平易でシンプル、かつ短いです。
ほんの数行の作品の中に読み手によって様々な意味をなす深い世界が広がっています。
そんな八木さんの作品の魅力を、ゆめ工房の焼き菓子と共にお届けできたら幸いです。

では、八木さんをまだ知らない人のために・・・。

「ねがい」    八木重吉
 
人と人とのあいだを 
美しくみよう
わたしと人とのあいだを
うつくしくみよう
つかれてはならない

posted by machidayumekoubou at 00:43| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

相原ふれあいフェスティバルで販売します

 10月7日開催の「相原ふれあいフェスティバルに出店します。
今年も2ブース借りて焼き菓子や雑貨を販売します。
また、昼にはステージで盆踊りに参加します。
2時30分から行われる「相原レクリエーションダンス」さんのお誘いで、
おなじみの「にじ」ともう1曲を一緒に踊らせていただきます。
毎年1万人近い来場のある、相原の一大イベントです。
ぜひ、お立ち寄りください。
posted by machidayumekoubou at 00:25| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月31日

福祉=〇〇〇〇

 今回のテーマのブログを書くことで、
「福祉」とは「しあわせ」を意味しており、
人間が幸せになるための活動をすること、と書いていました。
言葉で「福祉」といえども、私は “その人の日常の生活を豊かにし支援する”と
堅い言葉にとらわれていて、その根本的な部分は、その人に
しあわせな生活を送ってほしい、という気持ちが一番にある!と強く気づかされました。
ただどうしてもその人の思う幸せと、私たちの思う幸せ、ひとそれぞれあるので、
押し付けてしまうような「福祉」にしないように、その人の小さな幸せから大きな幸せのどこかで
関われる人間になりたいと切に思います。
                                       職員MY
posted by machidayumekoubou at 17:03| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

伝える

 ゆめ工房は穏やかな時間が過ぎる、住宅街の一角にあります。
地域で活動するということは、ゆめ工房の入り口を大きくしていくのが
大切と思います。
わたしはボランティアの方々やご近所の方々を通して、
地域の方々のご協力に感謝を感じます。
まだまだわたしたちのゆめ工房はどんなところで、
みんな何をしているのか、を伝えきれていない部分があります。
その部分を少しでも広めたいという気持ちをもって、
おたよりの担当として何ができるのかな・・・と時期がくると悩み、
発見をしながら、情報発信をしています。
いまはペーパーレス時代ですが、
「へー、こんな活動をしているんだ」と感じてもらえるきっかけ作りに
なるひとつにしたいです。
                                  職員MY
posted by machidayumekoubou at 16:56| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする