2018年04月14日

コラボクッキー所感

 4月13日付の読売新聞にコラボクッキーが取り上げられました。
知人が記事を送ってくれました。
記事のタイトルを見て、複雑な気持ちになりました。
「熊本・益城町 クッキーで応援」
「大地震 まもなく2年」
「法大生と障害者施設協力」
たしかにわかりやすいタイトルで、その通りなのですが、
なんとなく違和感を覚えました。
既視感・・・というのでしょうか。
記事を読めばこの企画を立案した学生さんたちの想いが
紹介されていますが、タイトルに「障害者施設」とあることで
かえって読み飛ばされてしまわないかと不安を覚えたのです。
「障害者施設」という単語にインパクトがあります。
しかしそのインパクトはどんなイメージなのでしょうか?
 「孤高」「独特」「異質」という近寄りがたいイメージを
個人的にこの紙面から感じてしまったのです。
もっと近寄りやすい表現はないのか、ここ数年、自分たちの発する言葉に
意識を向けるようになりました。
おそらく「津久井やまゆり園 殺傷事件」が契機です。
紙媒体よりもブログやフェイスブックで
自分たちの活動を発信することが増えたことも大きいです。

「障害者施設」にかわる、
もっとソフトで明るい雰囲気を醸し出せる単語はないものか、
言葉を探し続けたいと思います。




posted by machidayumekoubou at 08:58| * Episord | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コラボクッキーのその後

 先週の水曜日、法政大学のボランティアセンターで
読売新聞の取材を受けました。
法政大学多摩ボランティアセンターの学生さんたちが
熊本震災後に立ち上げた「チームたまモン」の活動に
対する取材です。熊本県の「益城町を応援しなくっ茶!」シリーズ第2弾、
益城町のかぶせ茶を使用したクッキーをゆめ工房が作らせていただいた関係で、
タイアップした「地元の障害者施設」ということで同席しました。
取材対象の学生さん2人は、企画担当者の学生Hさんと、
桜美林大学の学生でクッキーのラベルをデザインしたSさんです。
その場でSさんが熊本県出身であることが分かりました。
Sさんは、まだ親に自分がラベルをデザインしたことを知らせていないけれど、
親孝行になったかもしれないと語っていました。
熊の横顔をモチーフにしたそのデザインは、よく見るとゆめ工房のロゴマークと
それとなくつながったものになっています。黒い家のシルエットが熊の鼻の頭に
なっていて、木を構成している葉と実が熊の輪郭を形作っています。
よくよく見ると、葉の形が微妙に違うのですが、コラボであることを意識して
デザインしてくれたのが分かります。
 4枚入りで100円で販売するとのこと。学生を対象にしているとはいえ、
なんとも良心的すぎる価格設定です。
先週の水曜日から金曜日まで、法政大学多摩キャンパスにあるレストランの
エントランス前で120袋をお披露目販売したところ、完売したとのことでした。
学生さんたちの手間ひまを考えると、もう少し価格を上げても大丈夫なのではないかと
考えてしまったのは親心でしょうか。



posted by machidayumekoubou at 08:27| * Episord | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年に入り素敵なコラボ企画にゆめ工房が参加することになりました。

 熊本の復興支援に取り組んでいる、法政大学ボランティアセンターさんの学生さんたち。
東京都と熊本県、遠距離であっても熊本の復興支援ができないかと考え、
「おいしく復興支援」と題し、熊本県で創業87年になる「お茶の富澤」さんの
“震災に耐えたお茶”を使用し、第1弾は「加藤ファーム」さんのプリンとコラボ。
そして、第2弾はゆめ工房のクッキーとコラボすることが決まりました!
検討会議では、学生さんたちの熊本支援への気持ちや現在行っている活動をうかがい、
コラボ企画担当となったわたし自身、胸が熱くなる思いでした。お披露目の時期など、
今後のおたよりでお知らせいたします!    職員MY(ゆめ工房だより4月号より転載)
              
こちらのコラボクッキーについては、また次回触れたいと思います。
posted by machidayumekoubou at 07:47| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする