2022年は節目の年です。
今、30周年に向けて、記念事業を企画しています。
その一つが「写真」。
普段の活動の様子を写真で紹介するというものです。
どんなに言葉を並べても、一枚の写真にはかないません。
どんなに耳触りの良い言葉で施設を説明しても、
五感を通した表現にはかないません。
フィルムからデータに変わり、毎回、惜しげもなくシャッターを
切ることができるようになりました。
被写体は利用者の皆さんです。
けれど、何を撮るのがいいのか、思案中です。
仕事の風景。昼休みの風景。仕事場。彼らのまなざし。彼らの指先。
彼らの足先。彼らの背中。彼らの口元。
撮りたいものはたくさんあります。
そんな中で、職員だからこそ撮れるものは何か、考えてみました。
それは、「関係性」です。
利用者さんと職員。利用者さんとボランティアさん。
利用者さんと作業道具。利用者さんと作業室。
利用者さんと利用者さん。
利用者さんと商品。
そんな関係性を写真に落とし込めたら、
観る人の胸に何かを残せるような気がします。
プロのカメラマンをしのぐもの、それは利用者さんとの
信頼関係です。
そんな関係性をお届けできたらと考えています。