暑くなる前にいらっしゃるとのこと。
コロナでおよそ1年半ぶりのお越しです。
Mさんはゆめ工房ができて間もない頃からのボランティアさんです。
かれこれ30年近いお付き合いになります。
電話を切って30分ほどでMさんがいらっしゃいました。
日傘に帽子にリュックサックといういでたちです。
なんと御年80歳!
すっと背筋が伸び、お声にも張りがあったため、
実際の年齢よりもずっと若く見えました。
今日はわざわざごみ処理券と有料ごみ袋とリキュールケーキを
購入してくださいました。
コロナの自粛期間をどのように過ごされていたのかをお聞きしたところ、
日頃できない写真の整理などを行っていたとのこと。
また、趣味のサークル活動が軒並み中止になり、出歩くことは少なかったそうですが、
毎日のルーティンをこなすことで気分の落ち込みを防いでいたそうです。
特に印象的だったのは、毎朝トイレに設置した三面鏡に向かって
立ち姿をチェックし、鏡に向かって笑顔を作っていたという話です。
そして鏡の中の自分を奮い立たせる言葉を自分にプレゼントしているそうです。
そのほかのも80歳になったとき、自分が今できることを紙に書き出してみたそうです。
ほんの些細なことであっても、これもできる、あれもできると書き出していくことで、
自信につながったそうです。
Mさんのゆめ工房での滞在時間は30分ほどでしたが、毎日続けている健康体操の話もお聞きでき、
色々と勉強になりました。
やはり年齢を上手に重ねるコツは、自分を肯定すること、何にでも好奇心を持つことなのかもしれません。
Mさん、お暑い中、会いに来てくださり、ありがとうございました。