2018年02月24日

個別支援計画の見直し

 この時期は来年度に向けて個別支援計画の評価・見直しをする時期です。
この時期になると、私はどうも気持ちが落ち着きません。
計画の立て方は事業所によって異なりますが、支援を言葉にして計画にしてしまうことに
違和感を覚えてしまいます。ましてや、長期計画(目安1年)や短期計画(目安2〜3か月)
といってそのつど評価をしていかなければいけないのです。
評価すること自体、私たちがやることではないだろうと私は思ってしまうのですが、
職員という立場上、行わなければいけない仕事のひとつです。
 人を評価するのは気が進みません。私たちも同僚を評価しないですよね。
利用者と職員という立場ではありますが、同じ場所に出勤して、製品を作っていることに
変わりはないので気が進まないのです。
一緒に仕事をしていると、支援が必要なところが見えてくるのですが、
それを言葉にしてしまうのも、その人の弱みを書き起こしているような気持ちになってしまいます。
彼らのできること、強みに焦点を当てても、果たしてそれは本人の望むことなのか、
望んでいることは他にあるのだろうかと、思考が迷宮入りしていくわけです。
ですので、この見直し時期はとても気が重くなります。
 利用者さんの気持ちを少しでもわかれば・・・と考えることもあります。
わかったところで、何もできませんが、少しは本人の気持ちや要望に沿えるのではないかと思います。
一緒に仕事を行う上で、お互いに気持ちよく行いたいものです。
そして、よい方向に進んでいくことができるのが理想です。うまく考えもまとまりませんが、
現場に出ているといろいろ考えてしまいます。そしていつも思考が迷宮入りし、そんなことで
職員をしていてもいいのか・・・と自問自答してしまいます。
多くの考えがある中で、悩むのですが、答えが出ませんね。          職員J


posted by machidayumekoubou at 09:29| * Episord | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする