マタニティマークをカバンにつけていても、何も変わらないということ。
体調が悪いときや、あまり立っていられないときは車通勤していますが、
本当に席を譲ってもらいたいとき、皆さん見て見ぬふりでした。
また、席を譲ってくださると声をかけてくださった際に、席を立ってすぐにそそくさと座ってしまう高齢者の方。
この社会は自分優先なのか・・・と思ってしまいます。
優先席は誰が座るのか・・・?空いていたら座ってもいいのか・・・?
車いす専用の駐車場は他の駐車場が混んでいたら使ってもよいのか?
きっとたくさん議論され、さまざまな意見があると思います。席を譲ってほしいとき、その人が座っている人に
声をかければいい、という考え方もあります。そのなかで、両方の立場を経験すると、法律が課せられていない
この社会の中で、唯一何にも縛られない気持ちの部分が重要視される分野になるのだと思います。
気持ちの部分では本当に不明確で正解がないもの。だからこそ、人間性というものが試されるのだと思います。
この職について、優先席や車いすマークのついた駐車場を利用させてもらうことが多くなりました。
ルールを守らない方や、快く譲ってくれる方、さまざまな方がいらっしゃる世の中。
本当に譲り合いが大切であることに気づかされました。そして、私たちもまた、感謝の気持ちを持たなくてはいけないと
思います。よく、「障がい者様・マタニティ様」という言葉を耳にします。
私たちもまた、譲ってもらって当然ではないと思います。皆さんそれぞれの体調や疲れもあると思いますから、
そこはお互いさまであると思います。利用者さんの中には、優先席に座れて当然という考え方の人もいますが、
そういう方にはしっかりと伝えていかないといけないと思っています。
日本人はマナーをしっかり守るというイメージがあります。ですが、そこまで浸透しているわけではありません。
よいイメージはよいイメージのまま残してほしいなと思います。
職員J