2022年09月15日

佐々木極さんの「30周年記念写真展」を開催します。

 ゆめ工房の30周年イヤーを記念して、
佐々木極さんによる写真展を開催します。
皆さまのご来場をお待ちしております。


会 期 2022年10月3日(月)〜10月31日(月)
時 間 10:00〜16:00
場 所 町田ゆめ工房ギャラリー
駐車場 あり



 佐々木さんからご寄稿いただきました。


< “町田ゆめ工房開所30周年記念” に寄せて >

 町田ゆめ工房開所 30 周年おめでとうございます。
心からお慶び申し上げます。

 1992年4月に「つぼみの会 福祉作業所ゆめ工房」として設立されました。
以来 30 年、「一本の木にたくさんのゆめという花が咲きますように」を願いに、
「働きながら自分らしく、このまちの中で、このまちの人たちと 自然に暮らしていくこと」を事業コンセプトに、
相原、多摩地区の福祉に多大な貢献をしてこられました。
ここに敬意と感謝を申し上げます。

 さて5年程前、朝の連ドラ『ひよっこ』で素敵な公園が映りました。エンドクレジットには「相模原公園」と。
さっそくこの公園を訪れました。大きなメタセコイア並木に囲まれたフランス式庭園、季節の花が美しい「噴水広場」、
大きな温室があり外国の見知らぬ美しい花々が。その中にはシアターもありました…。さらに二階にはギャラリーが。
― うん!ここで写真展をしてみたい!
こうして2019年の暮れ、「県立相模原公園グリーンギャラリー」で、個展 『インプレッションズ-心ゆたかに-(全43点展
示)』を開きました。
相原の皆さん、近くの幼稚園の先生と園児の皆さん、著名写真家の元編集者からは「頑張りなさい」と激励を。
画家には海の作品を「油絵で描きおこしたい」と頼まれ、イラストレーターは「海に出かけてみたくなった」と・・・。
いろいろな方々に覧て頂き感激でした。小学生のお子さんからは、作品『スイーツアラカルト2』を覧て、「なんかいもきて
ます。きれいでほんものみたいで、たべたくなりました。」と感想を貰いました。お礼にとクリスマスの写真を差し上げまし
た。お母さんからもお便りを頂きました。スイーツは暖かい交流をもたらしてくれたのでした。

― 写真展にはこうした様々な人達との会話と交流がありました。
そしてゆめ工房の施設長さん、前施設長ご夫妻にもご覧頂きました。
「一枚一枚の写真が詩的でした。何気ない風景を大胆な構図で切り取る、その感性と対象物へのやわらかいまなざしが
どの作品からも伝わってきました。人柄のにじみ出た写真展でした。ぜひ次回は人物にレンズを向け、対話をしてくださ
い。今日は心が洗われました。静かで暖かなひと時をありがとうございました。」と感想ノートに寄せて頂きました。
また後日、その一部の作品を、ゆめ工房さんで展示してくださいました。
こうしたご縁で、春に施設長さんから「30周年迎えるので、写真展をしませんか?」とお声をかけて頂きました。
― とても光栄に思いました。

訪問した際には、利用者さんからも「こんにちは」と自然な挨拶を頂き、中庭で撮影していた時には窓越しに、職員さん
と利用者さんから笑顔の目礼を頂きました。
入口ホールには利用者さんそれぞれが個性豊かに表現されたイラスト、絵やクラフトがあり、素晴らしく思いました。
さて、開催を予定しております「ゆめ工房30周年記念写真展」ですが、
ゆめ工房、相原、生まれた伊豆や旅先での風景、季節の花など撮りためた写真の中から選んだ作品たちを展示します。
― “心ゆたかなひととき”に繋がればいいなと思っております。
Anniversary yearを迎えた”ゆめの工房“へお越し下さい。
― この次には利用者さんたちのイラストや絵画作品たちと一緒に出来たらいいなと思っております。
末筆になりましたが、町田ゆめ工房のますますのご発展をお祈りするとともに、職員の皆様、利用者の皆様、ご家族の
皆様、地域の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
posted by machidayumekoubou at 09:13| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする