2021年05月05日

通信欄

 3月の末に「ゆめ工房だより」を発送しました。
4月以降、賛助会費の振り込み通知が連日のように郵送され
手元に届いています。
今年度の振込用紙を見ながら領収証の発行を行っているのですが、
今年度は昨年度よりも、というよりはこれまでのどの年度よりも
通信欄へメッセージを書き込んでくださる方が多いことに
気が付きました。

中には、面識のない方もおられるのですが、そんな方々の
励ましや気遣いの一言に、何度も頭の垂れる思いをいたしました。

力強い筆致に励まされたこともあります。

特に男性からの記述が増えていることを実感しています。

どうしても内省的、詩的、情緒的になってしまうこちらからの
発信に対して、背中を大きな手で叩かれたような
安心を覚えました。

そして、20年以上、欠かさず振り込みを続けてくださる方々もおられます。
退職した施設長との関係で振り込みをしてくださっていた方々が、
その後も変わらずにご支援をしてくださっています。

そんな無名の方々の善意に見守られて2021年度もスタートから1カ月が
経ちました。

今日は連休の最終日。
玄関前の花に水やりをしようと出勤したら、
すでに土が湿っていました。
ご近所のボランティアさんです。

本当に、感謝の念しかありません。



posted by machidayumekoubou at 10:27| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月29日

関係性

 1992年に設立したゆめ工房。
2022年は節目の年です。

 今、30周年に向けて、記念事業を企画しています。
その一つが「写真」。
普段の活動の様子を写真で紹介するというものです。
どんなに言葉を並べても、一枚の写真にはかないません。
どんなに耳触りの良い言葉で施設を説明しても、
五感を通した表現にはかないません。

フィルムからデータに変わり、毎回、惜しげもなくシャッターを
切ることができるようになりました。

被写体は利用者の皆さんです。
けれど、何を撮るのがいいのか、思案中です。

仕事の風景。昼休みの風景。仕事場。彼らのまなざし。彼らの指先。
彼らの足先。彼らの背中。彼らの口元。
撮りたいものはたくさんあります。

そんな中で、職員だからこそ撮れるものは何か、考えてみました。

それは、「関係性」です。
利用者さんと職員。利用者さんとボランティアさん。
利用者さんと作業道具。利用者さんと作業室。
利用者さんと利用者さん。
利用者さんと商品。

そんな関係性を写真に落とし込めたら、
観る人の胸に何かを残せるような気がします。

プロのカメラマンをしのぐもの、それは利用者さんとの
信頼関係です。
そんな関係性をお届けできたらと考えています。

posted by machidayumekoubou at 23:24| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月09日

嬉しい電話

 昨日、相原の町会長さんからお電話をいただきました。
初めて言葉を交わす方です。
その前の日にお配りしたケーキのお礼でした。
相原には11の町会があるのですが、
「ゆめ工房だより」はそのすべての町会で回覧されています。
その回覧の手配をしてくださっていたのが町会長さんたちです。
一年のお礼でケーキを差し上げたことに対して
わざわざ、お電話をかけてきてくださったのです。

 なんでも、退職を機に地域活動の一環として町会の仕事を
お引き受けになったとそうです。
思い起こせば10年ほど前、当時の町会長さんが会長になったのを機に
ゆめ工房に関心を寄せてくださり、来訪されたことがありました。
そしてその時撮った写真を、町会内で発行する機関誌に掲載し、
ゆめ工房を紹介してくださったことを思い出しました。

そう考えると、ゆめ工房だよりは、ゆめ工房に関心をもっていただく
大切なツールであることがわかります。

後日談として、冒頭に触れた町会長さんから本日も電話をいただきました。
ケーキが美味しかったので購入を考えているとのことでした。

ケーキや会報が媒体となり、地域とゆめ工房をつないでいます。
これからも記憶に残る商品や会報を作っていきたいと思いました。
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2021年01月07日

納品からの散策

 毎週水曜日の午前中に長池公園の納品に行っています。
これまで納品の終わりに長池公園内を散策することが多かったのですが、
昨年の10月頃より相模原北公園に場所を移しています。
今回のコロナ禍で外出もままならないので、
少しでも自然に触れあうことでリフレッシュになればと思います。

長池公園は広く緑豊かなのですが、多少勾配があるので、
たとえば地面が濡れていたりすると転倒の怖さを感じます。
その点、北公園はほぼフラットな地形ですので、
スムーズに移動できることが挙げられます。
 また、紫陽花やバラなど、園内に様々な花が植えられており
来園者の目を楽しませてくれます。
ベストシーズンは春先から梅雨を経て初夏といった時期かと思われますので
秋口からは樹々の紅葉が見ごろとなります。
銀杏の黄色が訪れるたびにその面積が広がる様は時間の経過を感じさせてくれます。
 さて、利用者の皆さんの散策ですが、景色には目もくれず歩を進める方もおり、
さながらクロスカントリーのようでもあります。
まあ、紅葉狩りが目的ではないので、それぞれの楽しみ方でよいかと思います。
日差しがあれば絶好のお散歩日和も曇り空では寒さが身に沁みます。
posted by machidayumekoubou at 16:10| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

きらぼし銀行様での展示を終えて

 ゆめ工房の活動を地域のみなさまに知っていただきたく、
「きらぼし銀行相原支店」様のご協力のもとで始まった店内展示。

2018年から毎年展示をさせていただき、
2020年度は11月16日から12月18日まで行いました。
コロナウィルス対策で店内ではスペースを空けてお客様に対応をされていますが、
例年通りの場所で皆さまの目に留まりやすい位置で展示をさせていただき、
感謝をしております。

コロナウィルス感染拡大で大変な状況の中、支店長様をはじめご協力をくださった
相原支店の皆さま、どうもありがとうございました。
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販売見直しのお知らせ

 20年以上、販売を続けてきたクッキーですが、近年は売上が低迷していました。
そのため今後は、プレーンとチョコチップの2種類のみで、
イベントやギフト販売、特別のご注文に限定をさせていただきます。
ご入用の際は、30個から承りますので、お早めにご相談ください。
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価格改定のお知らせ

 2006年から販売を続けている「乾燥糸こんにゃく」。
このたび、パッケージのリニューアルを行いました。
クラフト素材のチャック付き保存袋になり、「垢抜けた」
「贈答に利用しやすい」と好評です。
 このたび、リニューアルに伴い、価格を見直しました。
14年間、消費税が2度上がっても価格据え置きで頑張ってまいりましたが、
利用者さんへの給料アップのため値上げをさせていただきます。
ご理解のほど、よろしくお願い致します。

☆ リニューアル後の税込み価格 ☆

 10個入り (旧)480えん ➡ (新)600えん

  5個入り (旧)250えん ➡ (新)400えん
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新年のごあいさつ

 ゆめ工房だより 1月号 より転載します。     
             
                      

< こずえ >

 2021年を迎えました。
2020年はコロナが世界を席巻し、何が正解なのか、どこがゴールなのかも見えぬ中、
生物学者の福岡伸一さんの見識がわずかながらに不安な気持ちを和らげてくれました。

「この世界では環境変化や天変地異が絶えず起こり、未体験の病原体が繰り返しやってくる。
種の中に多様性があれば、感染してしまう個体がいる一方で逃げ延びる個体もいる。
進化は決して強いものが生き残るのではなく、多様性を内包する種が生き残ってきた。」

コロナに試されているかのように、今、私たちの多様性が問われています。


 さて、昨年、タイトルに惹かれて手にした書籍があります。
「私が最近弱っているのは毎日『なんとなく』食べているからかもしれない」(文響社 小倉朋子著)。
「食べること」は人に見られる唯一の本能。
どう食べるかはその人の人生に深くかかわってくる。
グッとくる名言に感銘し、著者の主宰する「食輝塾」に入塾しました。
入塾の動機は「正しいテーブルマナーや箸の持ち方を習得したい。」
「自分の食べ方のクセを知りたい」というものでしたが、
「テーブルマナー」は単なるルールやマニュアルではなく、
根底に「相手を思いやる気持ち」があること知り、
これは、仕事にも通じる考え方だと思うようになりました。

私たちの専門職としての技術は、利用者さんに対する敬意や誠意の上にあるものです。

ただ、敬意や誠意をどのように具体化すれば良いのでしょうか。
昨年、講師を招いて行った虐待防止研修では、
「不適切なケアを見過ごす体質が虐待につながる」と教わりました。
研修で行った「不適切ケアチェック」の中に「利用者さんの前でバタバタする」
という項目があり、ドキッとしました。
音に対する気遣いが薄かったからです。

食事に限らず音を立てないことは、
物を大切に扱うことであり、相手に圧をかけない態度にもつながります。
一つひとつの所作に意識を向け、心を込めることで相手への向き合い方が変わります。

 お互いに会ったら挨拶を交わす。
親切にしてもらったらお礼を言う。
仕事や食事中は大きな音を立てない。
席を立つ時は行き先を告げるなど、これらは私たちを管理するルールではなく、
互いを思いやる具体的な行動です。
「利用者さんの主体性の尊重」と「心地よい集団作り」は対立する価値観ではありません。
多様性はにぎやかです。

けれど「静かな時間」も私たちには必要です。

 最後に、相原ゆかりの詩人、八木重吉さんの詩をご紹介します。


「けやき」

  けやきはいい
  したのほうもいいが 
  こずえが 
  ひろがって 
  空にきえるあたり 
  なんともいえず 
  しずかだ

2021年は、心しずかな一年となりますように。本年もよろしくお願いいたします。

                                 施設長 佐々木 志穂
posted by machidayumekoubou at 15:50| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月30日

クリスマスカード

 今日、嬉しいメールが届いていました。
地域にお住いのSさんからです。
小山内裏公園などで拾い集めた落ち葉を写真に収め、
加工したクリスマスカードです。
2種類ありました。
ひとつは、サンタクロースが描かれたもので、
もうひとつは、色とりどりの紅葉した葉や実が
敷き詰められ寄せ集められたものでした。
どちらにも、ゆめ工房のロゴマークがあしらわれ、
眺めているだけで元気をいただけるような、
にぎやかで楽しいカードでした。

昨年、Sさんの撮りためた写真の展示会があり、
会場に足を運んだのですが、あれからもう一年が経つのですね。
会場で気に入った作品に見入っていたら、
「よかったら差し上げますよ」と声をかけられ、
琥珀色の秋紫陽花と境川の春のせせらぎの2点を
ありがたく頂戴しました。
昨年からゆめ工房の廊下に飾られています。
今回、Sさんから届いた心のこもったクリスマスカードは、
コロナで少なからず緊張を強いられている毎日に、
サプライズと彩りを与えてくださいました。

私たちは地域の方に今日も支えられて活動をしています。





posted by machidayumekoubou at 21:36| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月13日

「楽しい」と「嬉しい」

 先週と、今週、町田市内にある施設の職員さんが実習にみえていました。
それぞれ、1日、2日と短い実習でしたが、利用者さんは外からのお客さんに
新鮮味を感じていたようです。楽しみにしている人が多かったです。

 さて、今日実習を終えたYさんが最後に次のような思いを語ってくれました。

「最後に一言述べるとするならば、昨日は緊張と焦る気持ちでうまく利用者さんと
距離をとることができなかったけれど、今日は自分がまず楽しもうと、リラックスすることを
心がけて、話しかけてもらえるように一歩引いた姿勢で臨んだら、相手から笑顔をもらえたり、
話しかけてもらえたりできた。今回の実習を通して、楽しさや嬉しさを感じることができ、
自分はやっぱりこの仕事がすきだったんだということに改めて気づくことができました」

昨日よりも活き活きとした表情で語るYさん。
初めての実習、ということで相当なプレッシャーがあったようです。
昨夜は肩に力が入りすぎてガチガチになっていたとのこと。

それが今日には気持ちを切り替え、持ち前の素直さと勘の良さで
うまく周囲の環境に自分を溶け込ませていました。

福祉の現場で働く醍醐味は、彼女の言葉に集約されています。

利用者さんと一緒に仕事をすると、楽しくて、嬉しくなる・・・。

それはどうしてなんでしょう・・?

今日のYさんは、自分のスタンスを変えることで、ダイレクトに利用者さんの反応の違いを
感じることができたようです。

それは、「手応え」といってもよいかもしれません。

自分の気構えを外し、相手の波長に合わせてみることで共鳴できたのだと思います。

「コミュニケーション」とは一見、自分が積極的に前に出ることだと捉えがちですが、
相手の気持ちを引き受けることなのかもしれません。

 さて、来週は相模原特別支援学校の生徒さんの実習が始まります。
一体どんな出会いがあるのでしょうか。今から楽しみです。




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2020年10月19日

相原パウンド

 今年の4月に薬師池公園がリニューアルし、
新しく西園に直売所がオープンしました。

地場野菜や町田の名産品が集まっているおしゃれなお店です。

ゆめ工房の「萌木のゆめ」も6月から店舗に並び、
幅広い方々に手に取っていただけていることを実感しています。
7月はなんと・・・月の販売本数が薬師池公園だけで60本でした!

 9月から町田の名産品にリキュールケーキが4種認定されました。
「相原パウンド」として、
「萌木のゆめ」(梅)、
「紺碧のゆめ」(ブルーべり―)、
「琥珀のゆめ」(ゆず)、
「香夜のゆめ」(竹炭)の4種です。
 
さっそく、先月から直売所にも4種類のケーキが並んでいます。
 
 利用者さん皆で作ったケーキがたくさんのお客さまの目に触れる
機会をいただき、とても嬉しく思っています。

薬師池公園は秋が見頃の公園です。

11月からは園内がライトアップされ、幻想的な雰囲気を味わえるそうです。

紅葉の秋。

ぜひ、秋を味わいに、公園に足をお運びください。

公園から徒歩5分のところにある、「町田リス園」もおすすめのスポットです。

放し飼いのリスが園内を跳びまわり、運が良ければ手乗りで餌を食べてくれます。

コンパクトな作りなので、薬師池公園とリス園を回っても、

一日で十分楽しむことができます。

リス園の売店では、ゆめ工房の「木の雑貨」(リス、うさぎ、巣箱)も絶賛発売中です。

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夜あそび

 2020年度はコロナと共にありました。
春も夏も淡い記憶しかなく、いつの間にか9月が終わりを告げていました。

年明けからゆめ工房では印象深い別れがいつくかありました。
ひとつは、ボランティアさんの卒業です(あえてそう呼ばせてください)。
7年、8年とゆめ工房の活動を支えてくださった方々がコロナや加齢を理由に、
区切りをつけていかれました。
直接お会いしてお礼を伝えられた方もいれば、コロナでお会いできぬまま、
お別れになってしまった方もいました。

コロナは無常です。

何年にもわたり、ゆめ工房の土台を支えてくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
コロナ収束後に再会できることを願ってやみません。

 さて、別れは重なるものですね。
ゆめ工房の初期メンバーであるKさんが9月、退所をされました。
グループホームへの入所が決まったためです。
養護学校を卒業してから四半世紀以上、在籍をされていた方です。
センチメンタルになって涙ぐむのは送る側で、
当の本人はすっきりとした顔をしていました。
案外ひとは、たくましいものなのですね。
新しい環境を受け入れ、穏やかに過ごしているKさんを見て思いました。
Kさんの第二の人生が仲間と共に安らかであることを祈っています。

 コロナは私たちの生活様式と共に、古い慣習にも疑問符を投げかけました。
これまで積み上げ広げてきた一つひとつの事業や活動、業務を見直すきっかけになっています。

土日のイベントが全くなくなり、「こんなに身体は楽なのですね」と
職員から言われました。
気合と勢いで、少し走り過ぎていたのかもしれません。
そんなことを知った半年でした。

 秋です。
相原が誇る詩人、八木重吉さんは多くの秋の作品を残しています。
今年の8月は相原中央公園で夜の野外イベントが行われました。
風にはためくフラッグと、闇に踊るライトの数々。
良質な音楽や映画を求めて、多くの人々が公園を訪れていました。

音楽を止めるな。

映画を止めるな。

外食を止めるな。

行動制限をかけられて初めて、
そんな体験が自分の暮らしを彩ってくれていたことに気がつきました。

文化を絶やしてはなりません。




月に照らされると 

うたを歌ひたくなる

月のひかりにうたれて

花びらがこぼれてゆくようなうたがわく







夜になると

ひとりでも

あそびたくなってくる

星もあそんで

ひかってるようだ

こほろぎも遊んで

ないているようだ

夜も黒くあそんでいるらしい     


                  共に八木重吉さんの作品です・・・。



                  以上、ゆめ工房だより10月号より転載
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2020年10月15日

電話

 7時55分きっかりに、誰もいない事務所の電話が鳴ります。
受話器を取ると、「オーワダ君です」とヨーイチさんの声。
昨日までは開口一番「小田急線に乗るの」と職員の反応を
楽しんでいたのが、「まずは自分の名前を言うんだよ」と教えた翌日から
「オーワダ君です」と名乗るようになりました。
「自分の名前は君をつけないんだよ。オーワダですって言ってみてね」と
教えると翌日にはちゃんと「オーワダです」と言葉が変化をしています。
また、「電話を終わる時は、 “電話を切ります” って言おうね」と
教えると次回は「切ります」と言ってから電話を切るようになりました。

 こんなやりとりが8月から続いています。
事の発端は、電車の遅延。
帰りの電車が2時間以上遅れ、グループホームに帰宅していないとホームの
スタッフさんから連絡をいただいた8月のある日の夕方。
ヨーイチさんの携帯電話に何度かけても、本人が出てくれません。
結果的には別の路線を利用して、ホームに帰ってきたのですが、
翌日ヨーイチさんの携帯を調べてみると、呼び出し音が聞こえない場所に
しまわれていました。また、呼び出し音が小さかったので音量を上げて
二つ折りの本体を開くとすぐに通話できるように設定をし直しました。
そして、ヨーイチさんが電話慣れするように、帰り際や朝の通勤時にあえて
携帯に電話をかけました。その後、電話に出ることは早々にクリア。
また、それと同時に、毎夕、相原駅から自宅に電話を入れることにしました。
こちらも、お母さんとの会話が嬉しいのか楽しいのか、すぐにルーティンに
なりました。
その後、携帯の充電器が実家にしかなかったため、グループホーム用の
充電器も購入してもらいました。
そんなこんなで、電話をかける楽しさに目覚めた(?)ヨーイチさん。
朝は気が向いたらかかってくるのですが、なるべくヨーイチさんからの電話に
出ようと考えた職員Uは、せっせと毎朝早めに出社して、彼からの(来るとも
定かでない)電話を待つようになりました。

ヨーイチさんとUの密かな楽しみです。


posted by machidayumekoubou at 23:12| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こんなことに取り組みました。

 先日、4月から9月までの半年間を職員でふりかえりました。
いったいこのコロナ禍にどんな事柄に取り組んできたのだろうと
書き出してみました。
すると、思ったよりも様々な事柄に挑戦していたことが
分かりました。

 まず、緊急事態宣言中に職員の参集訓練を終えました。
自宅から職場のゆめ工房まで20キロ圏内に住む職員が、徒歩で通勤しました。
また、緊急時のトイレ体験として、携帯用トイレや紙おむつでの排泄も実施しました。
防災マニュアルを見直したり、寝具を買い替えたり、緊急時救急セットを揃えたり、
給水所の下見に出かけたり、受水槽の使用方法を確認したり防災食の試食も行いました。

 次に、町田市の名産品に「相原パウンド」としてリキュールケーキ4種を申請し、
見事4種全てが名産品に選ばれました。6月にオープンした薬師池公園の販売所で
「萌木のゆめ」(梅にリキュールケーキ)が良く売れて、7月は60本を売り上げました。
また、5月からオープンした知り合いのネットショップで布ぞうりとリキュールケーキの
販売が始まりました。一点物の布ぞうりに一つひとつ名前をつけ(「潮騒」「水でっぽう」など)
販売したところ好評でした。

 月に1度行っていた「料理教室」を中止にした代わりに飲食店のランチをテイクアウトすることにしました。
委託販売先の「うどん屋開都」さんの冷やしうどんや、仲間の施設で作っているお弁当を注文したり、
利用者さんのリクエストを参考に、有名店の牛丼を頼んだこともありました。

 北里大学の学生さんが実習に来てくれました。
だんだん、学生さんよりも年上の利用者さんが増えてきました。今では学生さんよりも若い人は一人くらいでしょう。
職員にとっては、孫みたいな年齢の実習生です。
当初、硬かった表情が日ごとに和らいでくるさまは、見ていて微笑ましいものです。
今年の実習のお礼状には、学生さんから見たゆめ工房のイメージイラストが添えられていました。
「今度ボランティアに来てもいいですか?」と帰り際に聞かれ嬉しかったのを思い出します。
利用者さんと過ごした時間が彼女の人生にどんな影響を及ぼすのか、今から楽しみです。

次に、ゆめ工房の賛助会会長さんからのご提案で、学童保育所にクッキーの差し入れを行いました。
時期は桜の花咲く4月でした。
一袋一袋にメッセージを添えたシールを貼って、少しでも子どもたちが笑顔でいられるようにとの願いをこめて、
利用者さんが袋詰めをしてくれたクッキーです。子どもたちだけでなく、スタッフの方々にも好評でした。

そして、乾燥こんにゃくのパッケージも見直しました。以前よりも割高になりましたが、贈答にも使える仕様になりました。

4月から作業担当者の交代がありました。新担当が布ぞうりの卓上編み機を作ってくれました。
そちらを活用することで、これまでぞうり編みに携われなかった人たちも、作業に加われるようになりました。

グループホームを見学させてもらいました。
利用者さんの生活の場を広げるために、複数の職員がグループホームの見学に出かけました。

木の動物シリーズに、「ウサギ」が加わりました。久方ぶりの新作です。

庭の畑の面積を広げました。
以前は、花壇と野菜の比率が6対4くらいでしたが、3対7くらいに変わりました。
今、畑にはサトイモの大きな葉が生い茂っています。
夏野菜はほぼボランティアさん任せでしたが、今回は職員が利用者さんと一緒に玉ねぎとニンニクを植えました。
目指せ!「黒ニンニクの商品化」。芽が出ないうちから、狸の皮算用です。

掃除機をマキタのコードレスに買い替えました。
不思議なもので、コードレスにして使い勝手が向上したとたん、
掃除機をかけてくれる人が増えました。心理的なハードルが下がったのでしょう。
その便利さ、手軽さを実感した職員二人が、自宅でもマキタを使うようになりました・・・。

検温結果を自分で記録する利用者さん増加中。
ご家族にとって、毎朝の検温とその記載はかなりのご負担だと思います。
そこで、字の書ける利用者さんには、自分で連絡帳に記載をするよう促したところ、
何人かの人たちが書いてくるようになりました。
数字だけ書く人、日付も書いてくれる人、「肉まんを食べました」など、日記風の人などなど、
なかなか面白いです。字を書く機会が学校を卒業すると極端に減ってしまうため、
このような取り組みは字を忘れない観点からもよい機会となりそうです。

健康診断で採血に挑戦!!
15分かけてやっと採り終えたコバさん。
40歳以上の人は毎年採血があり、採血者が年々増えているゆめ工房。
考えてみれば当然です。みんな年を重ねていくのですから。
現在、最高齢72歳。
コロナに負けず、この冬を乗り切りましょう。






こうして書き出してみると、色々なことにチャレンジをしています。











posted by machidayumekoubou at 21:51| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いつの間にか秋です。

 なんとなくブログの更新から遠ざかり、
気づいたら半年以上が経過をしておりました。
前回の記事がサプライズの来訪者さんについて書かれたものでしたが、
偶然にも今日、
同じお客さまからお電話をいただきました。
明日、ギフトのご注文に来訪されるそうです。
本当に、ご縁を感じます。
そして、このコロナ禍にもかかわらず
心を寄せてくださり、
ゆめ工房に足を運んでくださる方々に感謝の想いでいっぱいです。
本当に本当に、ありがとうございます。
皆さまの善意に支えられた半年でした。



posted by machidayumekoubou at 21:14| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月11日

応援団

 今週はサプライズゲストの来訪がありました。
火曜日、初来訪の男性。1月の成瀬体育館での販売(ボッチャ大会)で
ご購入いただいた方です。「萌木のゆめ(梅のリキュールケーキ)」を
購入したら美味しかったからと、再びご購入。
なんでも、コロナで家にいる時間ができたからとのこと。
わざわざ成瀬からお車でのお越しです🚙💨。
せっかくなので、館内をご案内しました。
施設見学は初めてとのこと。
帰りの会にもお誘いし、みんなと一緒にお茶を召し上がっていただきました。
昨日はリキュールケーキだけでなく、木の雑貨もお買い上げいただきました。
ありがとうございました✨。ご縁に感謝です。

そして本日、元利用者ツヨシさんのお連れ合い、ユメノさんが突然のご来訪‼されました。
ゆめ工房まつりがなくなっちゃったからね、と娘さんの車でいらっしゃいました。
ちょうど、今日は写真の整理をしていてツヨシさんの写真を目にしていたところでした。
偶然とはいえ、これもご縁でしょうか・・・。

今日はもう一組来訪者がありました。
町田で和菓子屋さんを営むSさんと、相原でお世話になっているAさんのお二人です。
Sさんも、ゆめ工房まつりが中止になったからと、わざわざ訪ねてきてくださいました。
そして、ご家族のために布ぞうりを1足、購入されました。

先月から今月にかけて、コロナウィルスの影響で予定をしていた販売がほぼ中止になりました。
致し方ないとはいえ、どこで売り上げを伸ばそうかと頭を抱えていたところでした。

今週の月曜日は嬉しいお電話もいただきました。
「乾燥こんにゃく」の注文です。
みなさんのご厚意を励みに、今は粛々と商品を作る時期なのかもしれません。


posted by machidayumekoubou at 22:58| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

祈り

 今夜の月は神々しく輝いていますね。
今日は東日本大震災から9年となる日でした。
昨日、町田市の防災無線から東京大空襲で亡くなった方々を悼む
黙とうの呼びかけがありました。作業の手をとめて、みんなで
祈りを捧げました。
今日は早めに作業を切り上げ、掃除も先に済ませてアナウンスを
待ちました。2時46分頃に町田市からの無線が入りました。
わずか1分という短い時間でしたが、加湿器やサーキュレーターの
電源も切ったので、しばし音のない静寂が訪れました。
 
 町田市は終戦記念日にも市内全域にアナウンスが流れます。
とても意味のある取り組みだと思います。
利用者さんも感じるものがあるのでしょうか?
意味を理解していない方でも、祈りの時間を共に共有しています。




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2020年02月24日

カツオ?わかめ?

 ゆめ工房では日々、面白いことが起きて、職員を笑わせてくれます。
先日も、ヨーさんが朝来るなり「Uさん!(職員の名前)、カツオが、今度こそ!!」と何やら
力んだ口調で必死に何かを訴えてきました。
「カツオ?魚かな?」と首をかしげる職員T。
「ああ、ワカメね!!ヨーさん、カツオじゃなくて、ワカメだよ!」と職員Uは笑って答えます。
まだ状況が飲み込めないTにUが説明します。
その前の週に、注文販売のワカメが届き、注文者に配ったのですが、それを見ていたヨーさんが
自分にワカメが入っていなかったことをアピールしていたのです。
あいにくヨーさんのお母さんがワカメを注文しなかったため、ワカメをもらえなかったヨーさん。
週が明けて次回こそは自分もワカメが欲しいと訴えていたようです。
それにしても、ワカメがカツオになるとは、恐るべしサザエさんの魔力?魅力?
笑いをこらえるのに必死なTとUでした。

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「正しく恐れる」誤情報に振り回されないために

 先週は、コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、「ゆめ工房まつり」を中止にしました。
ちょうどいいタイミングで、先週の木曜日に嘱託医である「キッズクリニック智」の渡辺先生による内部研修会を
開きました。テーマが別にあったのですが、後半はコロナウィルスについて先生にあれこれ質問をしました。
あくまでも先生の見解ですが、職員の不安がいくらか軽減されました。
どんな情報に触れるかで「コロナウィルスに対する印象がこれだけ短期間で変わる」というのが驚きでした。

 そこで、みなさんにサイトのご紹介です。
「FIJ」ファクトチェック・イニシアティブというサイトです。FIJ は日本でファクトチェックの普及活動を行う非営利団体です。
誤情報や真偽不明の情報が拡散し、社会的分断への懸念が高まる中で、ファクトチェックをジャーナリズムの重要な役割の一つと位置づけ、社会に誤った情報が拡がるのを防ぐ仕組みを作っていこうと、2017年6月、ジャーナリストや専門家10人の呼びかけで発足したそうです。
なお、理事さんも、幹事さんも無報酬だそうです。

https://fij.info


ご存知でしたか?
私も朝の情報番組で知ったのですが、情報の海で溺れないための浮き輪として、ぜひご活用ください。


なお、サイトの中に誤情報から身を守るための心構えが掲載されていたので、抜粋してご紹介します。


【 急告 】新型コロナのデマ・ウィルスには「ソ・ウ・カ・ナ」が効く! 2020年2月2日 下村健一氏より
 

 世界に広がりつつある新型コロナ・ウィルスと、それに関する怪しい情報=“デマ・ウィルス”。
どちらもヒト・ヒト感染が同時拡大しているが、感染力はデマ・ウィルスの方がはるかに協力だ。

「私は大丈夫だろう」と思っている、そこのあなた! 本物のウィルスもデマ・ウィルスも、無自覚な保菌者による
バラマキが一番迷惑なんだから、ここはきっちり社会の一員として、防衛に参加しなければ! −−−って、でもどうやって?

本物のウィルスも情報のウィルスも、対処法は同じだ。かかった後なら、治療する。かかる前なら、予防する。

デマへの ≪治療≫法は、解熱剤を打つように、正しい情報を上書きすること。今まさに、ファクトチェック
という対症療法の薬が、各国で懸命に投与されている。デマが広まるたびに「本当はこうです」という根拠つきの情報で
火消する、大切だが果てしないモグラ叩きだ。

では、これからデマに接しても感染しない、≪予防≫法は? ただ「気をつけて」と言われてもどうすれば良いのかわからないが、
実は、かなりよく効く“4つの呪文”ワクチンがある。今回実際に出現しているデマ・ウィルスのパターンを例に、見ていこう。

【呪文1】「まだわからないよね?」・・・・・【ソ】ク断するな 結論をソク断するな  ホントかウソか見分けがつかない情報は、とりあえず保留する。

【呪文2】「報告かな、意見・印象かな?」・・・・・【ウ】呑みするな  ゴッチャにして ウのみするな 情報には、≪報告≫と、それを
伝えている人の≪意見・印象≫とがゴッチャになっていることが多い。そのままウ呑みにせず、ちゃんとこの2種類を仕分けよう。

【呪文3】「他の見え方もないかな?」・・・・【カ】タよるな  一つの見方にカタよるな  1つの情報源から聞いただけで、話を決めつけないこと。

【呪文4】「隠れてるものはないかな?」・・・・【ナ】カだけ見るな  別に悪意のデマや隠ぺいでなくても、情報というのは元々、全て
“スポットライト”だ。そこには必ず、“周りの暗がり”がセットで存在する。だから、照らし出されたスポットライトの中だけ見て「これが全てだ」と思い詰めず、周囲にまで想像の窓を広げよう。

というわけで、これからデマ・ウィルスに感染したくなかったら、不確かな情報に出会うたび、以上4つの呪文ワクチンをつぶやいて「ソ・ウ・カ・ナ」(ソク断・ウ呑み・カタ寄り・ナカだけ)の自戒をしっかり励行しよう。他力本願で、いちいちファクトチェックの対症療法薬に頼ってばかりいないで、まずは自分の体質改善だ。



posted by machidayumekoubou at 21:13| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イベント中止告知に追われて

 先週の火曜日に「第28回 ゆめ工房まつり」の開催中止を決めてから、あっという間の一週間でした。
先週は三者面談の時期で、連日面談が入っており、面談をこなしながら中止の文章を考えたり、中止のチラシを
印刷したりで慌ただしい一週間でした。送迎の帰りにポスターを掲示していただいていた店舗などを回り、
中止ポスターを再度貼らせてもらいました。
お会いした中には、「開催するのかどうするのかを連絡しようと思っていた」とおっしゃる方が何人かいらっしゃりました。
ちょうど、国の指針が出た週でしたが、最終判断は主催者に任せるというもので、なんとも心もとない通達でした。
それでも、ゆめ工房まつりにいらっしゃるお客様や当日のボランティアの方々の年齢を考えると、中止が妥当だったと思います。
 先ほどテレビで相模原駅の駅員さんが感染したとのニュースが流れていました。
明日のゆめ工房での話題は「横浜線に乗って通勤している利用者や職員の感染をどう防ぐか」になりそうです。

posted by machidayumekoubou at 20:13| * Informathion | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする