2018年04月03日

 今日は新年度に入って初めての作業です。
新しく仲間になったヨータさん。
昼休みに突然やってきてこう言いました。
「虹、歌う」。
そこでようやく思い出しました。
ヨータさんが高校3年生だった頃、ゆめ工房に
実習に来ていた時のことです。
昼休みになると、みんなで「にじ」の歌に合わせて
手話のふりつけを練習していました。
ヨータさんも毎回、練習に参加をして
みんなと一緒に踊っていました。
また、1曲終えるとすぐさま「もう一回」と
リクエストをしていました。
よほどこの歌が気に入っていたのでしょうね。
何度も「虹、歌う」を繰り返します。
そこで玄関のスペースに移動し、ヨータさんと一緒に
「にじ」の曲を流しました。
10月に相原中央公園で開催された、
「相原ふれあいフェスティバル」のステージで披露した曲です。
あのステージにヨータさんは飛び入り参加をし、
ゆめ工房のみんなと一緒に「にじ」を歌ってくれました。
あの時の光景がよみがえります。
今日はヨータさんとユキヒロさんと3人で曲に合わせて
踊りました。
力強く腕を動かし、その場で足踏みするヨータさん。
全身で喜びを表現しています。
幼稚園や保育園の「卒園ソング」として広く知られるようになった
この曲は、「復興ソング」としても幅色い世代から支持をされ、
様々な場所で歌われるようになりました。
シンプルで覚えやすいメロディと歌詞がヨータさんの心も
つかんだのでしょう。
なんとも嬉しそうな笑みを浮かべるヨータさん。
初日、お疲れ様でした。


posted by machidayumekoubou at 21:53| * Episord | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

桜吹雪

 昨日、入所式を行いました。
2018年度、新しくヨータさんがゆめ工房の
仲間になりました。
昨日は式を終えた後、3グループに分かれてお花見に行きました。
お花見を終えて武蔵丘団地までトキオさんを送った際のこと。
不意に風が吹いて、桜の花びらが一斉に風に舞いました。
渦を巻きながら舞う花びらの中をトキオさんと一緒に歩きました。
向こうからトキオさんのお母さんがお迎えにやってきました。
暖かい春の陽気に、自然と顔がほころびます。
思えばちょうど一年前、トキオさんがゆめ工房に入所しました。
一年前の入所式は桜がまだ咲いておらず、花見も形ばかりだったのですが、
今年はよい花見になりました。
入所式では緊張が見られたヨータさんも、長池公園に向かう車中では
とても心地よい笑顔が見られました。
花にもいろいろありますが、開花に心が躍ったり、
散る姿に生き方を重ねたりするのは、桜特有の楽しみ方なのかもしれません。
送迎車を待っていたタカシさんのお母さんの一言が胸に迫ります。
「今年の桜をみることができてよかった」。
「桜時計」という言葉を聞いた覚えがあります。
あと何年、こうして今のメンバーと一緒に桜の開花を楽しめるでしょうか。
タカシさんをかばうように寄り添うお母さんの姿に、
少し切ない気持ちになりました。




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2018年03月30日

笑顔の写真

 ゆめ工房まつりに展示するにあたり、普段から趣味で写真を撮っている
ボランティアのYさんにお願いをし、利用者さんの笑顔を撮ってもらいました。
どの写真もとてもいい笑顔です。
ゆめ工房まつり終了後、展示ブースを移すため、写真をパネルに展示し直しました。
そのため、、じっくりと写真を見ることができたのですが、
笑顔を引き出すことは難しいことだと思いました。
日中一緒に作業をしていても、引き出すことのできない笑顔もあれば、
常に笑顔の方もいます。常に笑顔の人は、どの笑顔が本当の笑顔なのでしょうか?
今回、ゆめ工房まつりでの展示にあたり、頂いた写真のデータの中から
その人らしい笑顔を選ぶのも一苦労でした。
どの笑顔も表情が異なって見えたからです。
一枚一枚表情の異なる写真。接していると気づかない表情もありました。
また、表情ひとつで写真から受けるイメージも異なります。
その人らしい笑顔、表情・・・写真に収める側も大変だったと思います。
そして、今回のことから私たちも自分の見えていない表情で、利用者さんに与えている
印象があることに気づきました。
見えていない表情や作った笑顔、きっと周囲に敏感な利用者さんだからこそ、
何か感じ取っているのかもしれません。
だからこそ、心からの笑顔を意識して利用者さんに安心を届けられたらと思います。
                                 職員J
posted by machidayumekoubou at 10:54| * Episord | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一大イベント

 先日、ゆめ工房にとっての一大イベントを無事終えることができました。
これも皆さまのおかげです。私にとって3回目のゆめ工房まつりでしたが、
ようやく全体をみることができました。
その中で、一番見えたことというのが、人とのつながりでした。
利用者さんのつながりで来られた方、ゆめ工房と関わりがあった方、
保護者さんとの関わりで来られた方、ボランティアさんのご友人、
実習に来られた方、地域でお世話になっている方がなど・・・。
ゆめ工房を中心にたくさん枝分かれして結びつく関係性にとても驚きました。
そして、ゆめ工房はとてもたくさんの人に愛された施設であることを
再確認することができました。
まさしくゆめ工房のロゴマークの木のごとく、ゆめ工房という幹から伸びた
枝にたくさんの人の想いや希望が実っている施設が、東京の端にあるということ、
どのように皆さんにお伝えしていけばよいかわかりませんが、
今回このゆめ工房まつりで感じたことでした。       職員J
posted by machidayumekoubou at 10:43| * Episord | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月18日

観梅&焼芋の宴に行ってきました。

 今朝、町田街道を走っていたら、地域でお世話になっているTさんを
見かけました。今日観梅会の準備で看板を設置しているところでした。
まだ開催時間まで2時間以上あります。こんな朝から準備をなさっているのですね。
頭が下がりました。
今日の観梅会の主催は、坂下町会のHさんです。
毎年、「梅のリキュールケーキ」に使用している梅を無償で提供してくださっている方です。
宴会場はいつも梅を採らせていただいている梅林の道路を挟んで向かいにある梅林です。
昨日よりも気温が上がり、心地よい陽気の中、大勢の地域の方々が集まっていました。
今朝お会いしたTさんの姿もありました。
昨日、ゆめ工房まつりのミニステージに出演してくださったSさんや、ボランティアで一日
お手伝いをしてくださったMさん、まつりに駆けつけてくださった市議の小関さんの姿もありました。
開宴のあいさつに立ったHさんの話では、梅の木が街道沿いの梅林も合わせると、200本あるそうです。
今年も1週間ほど前からはらった枝を拾い集めて会場準備をなさっていたそうです。
また、焼き芋を80本用意したり、鳥串を焼いたりと、様々な準備のご苦労があったようです。
そんな話を聞きながら、ゆめ工房まつりも同じように準備が大変だったことを思い返していました。
ゆめ工房まつりも、当日を迎えるために10か月ほどの期間をかけます。ゆめ工房まつりのために
地域の方々も力を貸してくださっています。毎年美味しいお赤飯を作ってくださるIさんご夫妻は、
前の晩からの準備だけでなく、お赤飯に入れる豆(ささげ)の栽培から手をかけてくださっています。
また、今年早々に完売したワッフルは「相原ブルーベリー農園」のKさんからの発案です。
ワッフルに添えたブルーベリーソースは、こちらの農園のベリーを使用しました。
その他にも、利用者さんの写真の展示を行ったのですが、こちらの撮影者はボランティアのYさんです。
Yさんから「ゆめ工房の利用者の肖像画を撮りたいんだ」と言われ、もともとあった企画の写真撮影を
Yさんにお願いしました。Yさんは写真だけでなく、「ゆめ工房の笑顔」というタイトルでスライドショーも作ってきてくださいました。
また、今回は「感謝の気持ちを伝える」ということを前面に出したまつりでしたが、こちらも理事長が
「感謝の気持ちを具体化させよう」と呼びかけ、賛助会員の方々や、日頃のボランティアさん、ご近所の
方々に「感謝券」をお配りする形になりました。
 こうしてふりかえってみると、本当に多くの方々の想いやご協力で開催されたまつりだったと思います。
風に舞う梅の花びらを眺めながら、感謝の念が再び湧いてきた宴でした。





posted by machidayumekoubou at 15:39| * Episord | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする